この記事を読んでいる方が、望んでいるのはこのような情報でしょう。
「税関で20万円以上の買い物がバレないか心配」
「海外法人で得た多額の利益を現金で日本に持ち込みたい、けど申告無しで止められ現金没収された時を思うと怖い」
「不動産投資やカジノを海外でするので、限度額以上をハンドキャリーし持ち出したい」
「海外のカジノで大当たりしたので、バレずに現金を日本に持ち帰りたい」
「海外の出入国先、空港職員による抜き取りがあるので携帯は回避したい」
「コロナとカルロスゴーンの影響で税関がより厳しくなったので、他の方法を考えたい」
「海外の不動産や企業に投資を行いたいが、税務対策をしており、銀行や税関に履歴を残したくない」
まずなぜ海外からの入国、日本からの出国の際に、100万円以上の現金を携帯している人は税関に申告しないといけないのでしょうかを再確認しましょう。
それは、テロ、特殊詐欺や資金洗浄等の犯罪資金や不正な資金などの資金移動を防ぐ目的は前提として、脱税目的の資金移動を防ぐための措置でもあるでしょう。
日本で資金運用したり、銀行送金を利用するとすべての金融機関で情報が税務署に知られます。そして、利益には税金が発生し、相続等での資産移動も把握されます。
海外で資金運用をしていれば、日本の税務署は儲けへの税金、資産移動の把握ができません。
しかし、日本に住み続ける限り、そのお金はいずれ何らかの形で持ち込む必要があります。海外送金を利用する選択肢はないでしょう。また海外不動産などに投資するには、海外へ資産を持ち出す必要があります。空港での100万円以上の現金等の持ち込み・持ち出しの申告制度は、それを自由にさせないための障壁なのです。
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税関での申告義務とは
入国・出国する際の申告義務とは?
海外への出国時や海外からの入国時に、100万円相当額を超える現金やその他の支払手段を携帯する場合、税関に申告する必要があります。
この申告は、「支払手段等の携帯輸出・輸入申告書」を通じて行われ、申告義務を怠ると法的なペナルティを受ける可能性があります。この申告制度はマネーロンダリングや資金洗浄の防止を目的としています。
100万円相当額とは?
100万円相当額という基準は、以下のような様々な種類の資産に適用されます。
- 現金:日本円や外国通貨を含む。旅行中や商用であっても、この基準を超える現金を持っている場合は申告が必要です。
- 小切手:銀行小切手や個人小切手を含む。
- トラベラーズ・チェック:海外旅行でよく使われる安全な支払手段ですが、これも申告対象となります。
- 約束手形:商業取引で用いられることが多い支払い手段。
- 有価証券:株券や国債など、換金可能な証券類。
- 金の地金:純度90%以上の金の地金で、特に重量が1kgを超える場合。金の価値が高騰している現在では、重要な申告対象となっています。
この申告義務は、国境を越える際の資金の流れを把握するための重要な手段であり、安全で透明な金融取引の確保を目指しています。
どんな申告書?
税関のホームページからダウンロードが可能です。
https://www.customs.go.jp/kaigairyoko/leaflet_210422.pdf
また最近では電子申告端末により、電子的に税関申告を行うことができます。
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コロナとカルロスゴーン前に私が実践していた方法
毎回、日本へ数千万円を持ち込む
筆者は現在は海外に住んでいますが、コロナが流行する前は日本に住所がありました。その時期、毎月数千万円単位の海外法人の利益を現金で引き出し、ビジネスクラスやファーストクラスを利用して日本円に両替し、日本に持ち帰る方法が一般的でした。手荷物は最小限にして、日系エアラインの上級会員だと、税関で申告しなくても入国時のチェックに引っかかることは少なかったのです。
色々な方法を試した結果、空港や時間帯によって税関のチェック率が異なることが分かりました。これは海外から日本への現金持ち込みの実例です。
コロナとカルロス・ゴーン事件の影響
しかし、コロナやカルロス・ゴーン事件の影響で、全世界的に空港税関のチェックが厳しくなりました。銀行での現金引き出しも同様です。
リスクが高まったため、税関での申告なしに100万円以上の現金を日本に持ち込むことはなくなりました。世界的に金融機関の規制が強まっており、
しかし、ビジネスや投資に支障が出ていますので、別の方法を検討する必要がありました。
【悪用厳禁】バレずに高額資金を持ち出し、持ち込む方法
税関での申告を行わずに100万円以上の現金を海外から日本へ持ち込む、または日本から海外へ持ち出す方法について情報を提供します。
※ただし、このような行為は日本の税関法に違反する可能性があります。法律を遵守し、適切な申告を行うことが重要です。税関での適切な申告なしに大金を国境を越えて移動させることは、法的リスクを伴いますので、注意が必要です。
方法①:暗号資産(仮想通貨)
暗号資産(仮想通貨)を利用する方法について紹介します。
世界的には、非中央集権型の暗号資産(仮想通貨)取引所が次々と開設され、また、現金(キャッシュ)と暗号資産(仮想通貨)を使ったOTC取引(相対取引)が日常的に行われている国も多いです。このような取引は世界中で拡大しています。
簡単に言うと、国内の取引所で利益を上げずに、暗号資産を個人のウォレット(スマホやパソコン)に移動すれば、海外で現金に換金することが可能です。
国によって異なりますが、私が知る正規認可を受けている業者では、パスポートを提示するだけで、低い手数料で現金化してくれるところがあります。
海外に銀行口座や固定資産を持っていないので、CRS(共通報告基準)の監視からは外れ、追跡が困難だと思います。
※ただし、この方法は国によって法律の適用が異なるため、各国の規制や税法を十分に理解して行う必要があります。また、暗号資産にはリスクが伴うことを念頭に置き、慎重に取り扱うことが重要です。
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方法②:民間系海外送金サービス
Western Union(ウェスタンユニオン)やMoneyGram(マネーグラム)などの民間の海外送金サービスを利用する方法について説明します。
海外送金において、一回の送金額が100万円を超える場合は「国外送金等調書」の提出が必要です。この調書は、資金移動業者や金融機関から税務署に報告されます。しかし、100万円未満の場合は報告の対象外となります。日本からの送金限度額は、月間で100万円から200万円です。
ウェスタンユニオンやマネーグラムを利用すれば、身分証明書とマイナンバーを提示するだけで、誰でも現金での送金がすぐに可能です。また、送金宛の情報は「Family Friend Support」と送金先国、受取人のフルネームだけで足ります。
海外での受け取りには、パスポートを提示するだけで、誰でも現金をすぐに受け取れます。つまり、受取人のマイナンバーは紐づけされないわけです。
この限度額と分散送金のアイデアを活用すれば、大きな金額(約1000万円程度)の現金を即座に移動させることが一度に可能になります。
※ただし、このような方法は法律による規制や監視を回避する目的で利用されることがあるため、注意が必要です。合法的で透明な方法で資金移動を行うよう心掛けましょう。また、送金サービスの利用に際しては、各サービスの規約や制限を理解しておくことが重要です。
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方法③:高額時計の転売
現金の代わりに高価な腕時計などを購入し、現地で売却するか日本で売却するという方法もあります。しかし、私はこの方法を推奨しません。転売を目的として購入すると、申告の義務が発生する可能性があります。また、日本での売却時には、買取業者が税務署に報告する義務を負うこともあります。
※このような方法は税法や商法などの規制に抵触する可能性があり、法的なリスクが伴います。物品の購入や売却を行う際には、適切な手続きと申告を行うことが重要です。また、法律を遵守し、透明性を保つことが必須です。
方法④:独自の資金送金網
独自の資金送金網を利用する方法です。
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筆者のアドバイス
承知しました。以下のように整理し、自然な日本語に直してみました。
100万円以上の現金やそれに相当する価値のある物品を日本に持ち込む、または海外に持ち出す場合には、必ず税関に申告する必要があります。お金を失うリスクを避け、将来的に税務署の対応が必要となる事態を回避するためにも、日本の法規に従うことが重要です。
それでも別の方法を試してみたいという方は、いくつかの方法がありますので参考にしてみてください。
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